ナイキのエアフォース1、解体して中身の様子を見てみました。
どうみてもポリウレタンの加水分解でした。
最初は、解体前の姿を記念撮影。
つま先の部分が剥離しています。
土踏まず部分も剥離。
まずは一番隙間が開いている土踏まず部分のアッパーとソールを留めている糸から切り開きます。もう後戻りはできません。
つま先部分も糸を切り進めていきます。
靴の回り一周切り開きました。
ぱかっ!
あーいけません、いけません。
中にポリウレタンが充填されたいたんですね。やっぱり加水分解でした。
エアフォース1のエアたるエアパックはぺちゃんこです。そして一部切れてしまっています。
考えてみると、エアパックを固定したり、クッション性能を持たせるためにポリウレタンを充填しているんでしょうね。全部ゴムのソールでは重たくなりますし。
そして、なんとなくよく分からないですが、厚紙みたいのも出てきました。
加水分解したポリウレタンを取り除いてみると、ソール自体は凄く薄いんです。
結論は記事の冒頭にも書きましたけど、エアフォース1は加水分解してしまうスニーカーでした。
古めのエアフォース1をお持ちの方、早めに履きつぶしてしまった方が良さそうですよ。
今後、私は古目のエアフォース1には手を出さないように気をつけます。
(撮影:ニコンD700)
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