富士フイルムのX-S10でFINE+RAWで撮影した場合、RAWデータのみをiPhoneに読み込むことができません。
FINE+RAWとは、JPEGのファインデータとRAWデータを並行して記録する設定です。こうすれば、JPEGデータとRAWデータが分かれて保存されるものと思っていました。
ところが、これが意外な結果となります。
以下、iPhoneに読み込ませようとした手順です。
まずは、Wi-Fiを使ってiPhoneにデータ転送を行ったところ、JPEGデータだけが転送されました。まあ、想定の範囲内でした。
これでは、RAWデータの転送ができないようなので、SDカードリーダーを使ってiPhoneに読み込ませることにしました。
確かに読み込みはできたのですが…
左上には、JPEG+RAWと表示されますが、データ形式はJPEGとなってしまいます。つまりRAWデータではありません。
う〜ん、では、RAWのみで撮影するとどうかと思い、記録形式をRAWのみにして撮影してみました。
そうすると、Wi-Fiで転送しようと思ってもRAWデータは表示されませんでした。
次に、SDカードリーダーをiPhoneに接続したら、RAWのみで撮影したデータが表示されて、読み込んだところ、きちんとRAWデータのままでした。
つまり、富士フイルムX-S10では、RAWのみで撮影しないとiPhoneにはRAWデータで読み込みできないようです。
これからRAW現像に挑戦しようと思っていたので、この現象に早いうちに気付いてよかったです。
ということで、FINE+RAWで撮影した、コンバースのジャックスターレトロです。結局はJPEGになってしまいましたが、せっかく撮影したので、記事にしました。
このジャックスターはかなり古い日本製です。ヤフオクとかでも見かけなくなってきました。
▼スター&バーズのジャックスターと違い、ヒールパッチはブラックです。
▼きちんと、MADE IN JAPAN と記されています。
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