エアフォース1加水分解?

2002年製造のエアフォース1をオークションで購入し、一週間程履いたところ、ソールとアッパーの接着部分の一部が剥離してきました。

木型は2007年の統一前のもので、私が気に入っている形状です。

接着剤が劣化してきたのかなと思い、気にせずに履いていたところ、ソールが全体的に剥がれたきた感じがしました。踵の下辺りでは、踏みつける度にソールとアッパーがペタペタと貼り付く感じで、加水分解したニューバランスに似た履き心地。

なんとなく加水分解という言葉が浮かんできました。

でも、エアフォース1のソールはゴムだからソール自体加水分解は起こさないはずです。

そこで、靴を逆さまにして、左右の靴をポンポンと叩きあったところ、土踏まず部分のソールとアッパーの隙間から白い細かな粉末がたくさん降って出てきました。

そして、考えついたのは、ウレタン系の接着剤が使われているのではないかということでした。

白い粉末が加水分解したウレタンに見えます。

しかし、エアフォース1のすごいところは、接着剤が劣化してもまだ履けます。

接着剤がポロポロと崩れ落ちても、ソールとアッパーは糸で縫いつけられていますから、完全に分離してしまわないのです。

いやあ、なんともすごい粘り強さです。

完全に履けなくなるまで履き続けてみたいです。

(撮影:ニコンD700)

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