万年筆のインク

万年筆、文具

愛用している万年筆用のモンブランのロイヤルブルーです。

現行のインクの一代前のモノ。

インク瓶が入っている箱が高級感を醸し出しています。

モンブランのホワイトスターマークがエンボス加工され、ファッションブランドのモノグラム調に入っていて触ると指先に当たる感触が気持ちいいです。

(撮影 Nikon D90)

このインク瓶はカタチがなかなか優れています。

横から見るとブーツみたいな形状になっていてかわいいです。

写真のようにインク残量が少なくなったときに、インク瓶のカタチが効果を発揮します。

インク吸入式の万年筆では、インク瓶のインクの中に万年筆のペン先を浸けて吸入するのですが、インク残量が少なくなると、ペン先がインク瓶の底に当たってしまい、吸入できなくなってしまう訳です。

どちらのメーカーの万年筆インク瓶も、インク残量が残り少なくなったときの吸入対策をとっている訳ですが、モンブランの工夫は、このブーツの踵にあたる部分に残りのインクを集めて溜めることで、インクを吸入しやすくしています。

とはいえ、インク瓶から万年筆でインクを吸入するのには限界があります。

最後は、模型用の注射器でちゅぅ~っと吸い取って、吸入式じゃない万年筆のカートリッジに詰め替えて使います。

(撮影 Nikon D90)

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