事務的な仕事をしているため、電卓は必需品です。
私が就職した頃は電卓は高価なものでした。
そして、最初の職場で出会ったのが、加算式という電卓。
普通の電卓とキーを押す順序が異なりますが、慣れると非常に使いやすく、加算式という方式に納得するものでした。
写真の電卓はその頃使っていた実物です。液晶表示でないのがいいです。
キヤノン社製のキャノーラという電卓。
12桁という自分のお金では決して必要ない桁数ですが、仕事では12桁までは必須です。
加算式電卓とは、とにかく数字を加算していく電卓です。
キー配列に特徴があります。
「+=」と「-=」というキーがあります。
基本的には左手で入力することを前提にされていて、具体的な計算方法は次のとおりです。
普通の電卓であれば、「1+2-5=」と計算式の順序で入力しますが、加算式電卓だと、「1+2+5-」と入力します。
つまり、1を加算、2を加算、5をマイナスで加算といった具合です。
使いづらそうにも思えますが、プラスとマイナスの数字が混在する場合の集計には使いやすいです。
使ってみれば分かります。
ところで、この電卓は、単三電池4本か、ACアダプタで電源を供給しながらでないと使えません。
ACアダプタもMADE IN JAPANなのが古さを感じます。
(撮影:ニコンD90)
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