最初に転勤するとき(昭和60年代)、職場の先輩からいただいた万年筆。
私が持っている万年筆の中で、唯一のプラチナ萬年筆社製品。
そのときは「ザ・万年筆」という商品名だったような気がします。
クリップのメッキが劣化しているようで、ポツポツと表面が荒れています。
ペン軸はイモムシみたいな凹凸があります。
筆記時にペン軸の後ろにキャップを差し込んで使おうとすると、キャップがグラグラするので、キャップは左手に握って書いています。
ペン芯は、エボナイトという素材らしい。
ペン先は細字。
富士山をイメージした山形と、富士山の標高3776、JISマークなどが刻印されています。
職場では、今でこそ一人1台のパソコンが割り当てられていますが、20数年前はに一つの課にパソコンが1台とラップトップワープロが数台という環境でした。
このため、稟議書は万年筆やデスクペンを使って手書きしていました。私は、この万年筆にプラチナ萬年筆の純正ブルーインクカートリッジを装填して、書類作成に使用していました。
(撮影:ニコンD90)
コメント