唯一1本だけ持っている蒔絵の万年筆。
パイロットのFK-3000Pという品番で、平蒔絵が施された万年筆です。
蒔絵を施した万年筆といっても実用的なデザインと金額なので、実用しています。
万年筆のサイズはカスタム74とほとんど同じで、わずかに短いです。蒔絵の万年筆を1本くらいもっていてもいいかな、と思って購入したものです。
軸には小さな文字が書かれています。
拡大すると、國光会と書かれています。
國光会とは、パイロットコーポレーションの蒔絵工芸作家集団とのことです。
軸に施された平蒔絵のモチーフは葡萄です。
他にも松や梅や鶴など何種類かのデザインがありますが、食べ物としての葡萄が好きなので、葡萄の柄を購入しました。
キャップには金属リングがないように見えるのですが、キャップの内側を見ると、外からは見えないように金属にリングらしき物が見えます。この金属でキャップを補強しているのかな。それと、キャップ内側の金属リングとペン軸が直接触れあわないように緩衝材が貼ってあるようにも見えます。
ペン先はカスタム74と同じ5号サイズのペン先です。私はこのサイズのペン先が使いやすく感じるんだよね。
そして、字幅はF(細字)です。手帳などに書き込むのにいいサイズです。漆塗りの万年筆って手触りがいい感じですね。
(撮影:ニコンD7000)
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