先日、富士フイルムX-S10でフィルムシミュレーションを適用してRAWで撮影してみたところ、記録されるRAWデータに違いが反映されていました。
当たり前といえばそれまでなのですが、だいぶ色味に違いが現れていました。
単純にRAWデータをLightroomで調整せずに現像すると、あまり違いがわからなくなります。
LightroomでそれぞれのRAWデータを開いてみると色温度や色かぶりの撮影時の数値が異なっていました。
▼まずは、Fuji X Weekly でコダックエクタクロームE100VS2とされていた設定、上がJPEGで下がRAW現像したものです。
▼次に、Fuji X Weekly でコダックポートラ400とされていた設定、上がJPEGで下がRAW現像したものです。
いずれも微妙な違いでよくわからない感じですが、わずかに違っています。パソコンのディスプレイで見たら違いがわかるのかもしれませんが、iPhoneでLightroomを使っているので、よくわかりません。
今後RAWで撮影する場合、どのフィルムシミュレーションを使えばいいのか迷います。
おそらく、スタンダードというプロビアで撮影するのが一番適当だと思います。
また、フィルムシミュレーションの効果を活かすには、LightroomでRAW現像するのではなく、カメラ内でJPEGにしていただくのがいいようです。
RAW現像って面白くなってきました。
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